PEOPLE
社員インタビュー
社会に貢献したい。
「国防」を支える
誇りを胸に。
ソフトウェア開発部 システムエンジニア
情報・ネットワーク工学専攻 2021年入社
石川 燎
<プロフィール>
入社後は航空自衛隊の防衛に関するシステムを担当。維持・整備業務の経験を活かし、現在は開発を中心に活躍している。
入社動機について
社会貢献への想いに惹かれて
社会に役立つ研究がしたい。自らの生きた証として、確かな価値を創造したい。そんな想いを強く抱いていた私は、離散数学を活用した「警備」に関する研究に打ち込んでいました。その概要は、アルゴリズムを作成し、効率的で最適な警備体制・ルートを算出するというもの。就職活動を迎えるにあたっては、自らの専門知識や研究内容に関連の深い企業に進みたいと考えていました。
地図アプリケーションを手掛けるICT企業や、気象・災害予測に関わる企業など、さまざまな企業を見て回った中で、私が選んだのがC3ISでした。入社の決め手は、経営陣と対話する中で、その企業理念と社会貢献への想いに強く惹かれたこと。さらには、「国防」に関するシステムを担うという「他では経験できない仕事」も、私にとって魅力的なものでした。重大な使命に直接的に関わることのできるやりがいは、なかなか味わえるものではありません。加えて、自らの専門分野とも親和性が高かったことから、既存の事業に新しい方向からアプローチをかけることができるのではないかと考えました。
「国防」に関するシステムは、金融と同等以上にミッションクリティカルなもの。そこに携わることのやりがいや責任の重さを感じながら、日々の仕事に向き合うことができています。
C3ISの仕事の内容・魅力
その仕事は、やりがいと誇りに満ちている
現在、私は航空自衛隊の防衛に関するシステムを担当するチームに所属しています。このシステムは、日本空域の警戒監視、敵味方の識別及び戦闘機などの管制を行うシステムで、航空自衛隊の中核を担う重要な役割を果たしています。自らが関わるシステムが、防衛能力の要として、人々の暮らしを間接的に守っていることに、確かなやりがいと誇りを感じているところです。
具体的な仕事内容としては、お客様の要望を受けて、システムの改修や改善の旗振り役を務める「維持・整備」と新たな機能の開発などを行う「システムの開発」のふたつが存在します。どちらの仕事にも共通するのが、人をまとめ、プロジェクトを推進していく力です。このシステムはきわめて大規模なシステムであり、さまざまな機能が存在しています。そこに関わるステークホルダーも多岐にわたり、大手メーカーや、他の機能を担うICT企業と連携を密にして、お客様の要望を満たしていかなければならないのです。
自らの提案とマネジメントで、プロジェクトを円滑に完遂できたときの達成感はこの上ないものになりますし、さまざまなプロフェッショナルから刺激を受ける日々は、私の視野を大きく広げてくれています。
これからの目標
未来の「国防」に、確かな価値を
実際に入社してみて感じたC3ISの魅力。それは、年齢や経験に関係なく、チャレンジの機会を与えられることでした。すべてのメンバーがフラットにコミュニケーションを取り、積極的に発言・提案していける。そうした環境での仕事は実に刺激的なものです。私自身、入社1年目からお客様と向き合い、プロジェクトを推進していく経験をさせてもらうことができました。身の丈を超えるチャレンジは、人を大きく成長させるもの。C3ISで働くという決断は、正解だったと断言できます。
とはいえ、私が担当している防衛に関するシステムは、非常に大規模で、奥の深いものです。まだまだシステムのことを知り尽くしているとは言えない状況です。一つひとつの業務を完遂し、その知識をさらに深めていくこと。そして、お客様に価値ある提案をしていけるプロフェッショナルになることが現在の目標です。今後、労働人口の減少などによって、「国防」においても、ICTが大きな役割を果たしていくことになります。より最適に、より確実に人々の安全を守る。そんな未来に貢献する価値を生み出していきたいものですね。