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C3ISの技術部門トップ3による座談会

左から、山田 裕一、戸川 留嘉、佐藤 博美

唯一無二の企業で、
唯一無二の経験を。

「その技術で、お客様の運用を支える」

――それぞれの部門が担う事業について教えてください。

佐藤 開発本部は、国防を支えるシステムのソフトウェア開発、試験などを行う部門です。その業務内容は多岐にわたるもので、全国に広がるお客様の拠点に、コンピュータやネットワーク機器の設置や移設を行う機会もありますし、障害発生時のコールセンター機能を任されることもあります。航空自衛隊のシステム開発における設計、製造および試験に数多くの実績があり、深い知識を持っていることが強みです。

戸川 システム本部は、防衛省・航空自衛隊のコンピュータ・システムに対する維持・整備を行う部門です。私たちは、お客様の窓口として、開発を担当するパートナー企業各社の旗振り役を務め、システムの障害を速やかに解決するとともに、未然にそれを防ぐための提案などを行っていきます。航空自衛隊のシステムを手がけて30年以上と経験が長く、知見を持ったメンバーが多いことが強みになっています。

山田 C3ISでは、開発本部とシステム本部が密な連携を取って、お客様に確かな価値を提供しています。開発本部が開発・試験・設置を手がけたシステムの維持フェーズをシステム本部がスライドして任されることも多いため、人材の異動・交流も活発です。また、システム本部の仕事は、発生した障害への対応に留まるものではありません。システムをよりよくするための提案も重要なミッションになりますし、昨今重要度が増しているサイバーセキュリティサービスを提供するチームも存在感を増しています。お客様に伴走するパートナーとして、価値提供の意識を強く持つ。そんなメンバーたちが活躍しています。

キーワードは「やり抜く」「マネジメント」「自走」

――事業の特性を踏まえて、どのような人材を求めているかを教えてください。

佐藤 やはりICTの基礎を備えている人は歓迎したいです。ただし、大学で学ぶICTとシステム開発の現場は大きく異なるものですし、開発本部の仕事はソフトウェアの開発から、ネットワーク機器の構築まで実に多様なものです。現時点で持っている知識や技術よりも、新たな知識を吸収していけるかが大切だと思っています。未知の領域に踏み込むことを躊躇せず、困難に直面したとしてもめげることなく、しっかりと「やり抜く力」を持っている。そうした人であれば、未経験であっても活躍することができるはずです。

山田 そうですね。防衛省・航空自衛隊のシステムは規模が大きく、さまざまな機能が連携して成り立っています。そこに携わる中では、必ず未知の領域や困難に直面することになるわけです。お客様の要望に応えるためにスキルアップをしなければならない。勉強をしているうちに、自分の世界が広がっていくことが楽しくなる。今、C3ISで活躍している誰もが歩んできた道だと思います。

戸川 維持・整備の業務特性を考えると、人をまとめ、動かしていく「マネジメント力」も求めたい要素ですね。私たちは、お客様からの第一報を受けて、障害対応・改修作業を行うパートナー企業をとりまとめていくことになります。目的を明確にして、計画性を持って、密なコミュニケーションを取っていける。そうした能力が大きな強みになっていくはずです。また、私たちはお客様の要望を満たし、課題を解決していく仕事をしています。そこで求められるのが、自ら解決策を考え、「自走していける人材」です。できない理由を探すのではなく、どうしたらできるのかを考える。それができる人は、驚くほどのスピードで成長していきますからね。

山田 自走する能力と合わせて求めたいのが、「異なる意見に耳を傾けられる柔軟性」です。ひとりでできることには限界があるもの。多様な意見をぶつけ合い、それを昇華することができれば、今までにない価値を生み出すことができるようになるはずです。公共性の高い仕事ですので、高い倫理観を持ち合わせていることも、欠かせない条件なのではないでしょうか。

C3ISは、「やりがい」と「成長」にコミットする

――そうした人材たちにとって、C3ISで活躍するメリットはどこにあるのでしょうか。

佐藤 とくに強調しておきたいのは、大企業レベルの福利厚生はもちろん、充実した教育・研修サポートが存在するなど、人材に対する投資を惜しまないこと。それぞれが持つ「学ぶ意欲」を全力でサポートしてくれます。さらには、防衛省・航空自衛隊のシステムベンダーである大手メーカーに出向し、要件定義・開発を経験できるなど、さまざまなチャレンジ機会にも恵まれています。

戸川 働く環境の面では、年齢や経験に関わることなく、フラットに議論できる風土が魅力だと思っています。公のシステムを任されている会社と聞くと、堅くて、古いイメージを抱く人もいると思いますが、実際はかなりフランクです。守るべきルールや仕事の仕方は存在するものの、現場からは「職場をもっとよくしたい」という提案が多く生まれ、メンバーからの意見に柔軟に対応していける側面もあるんです。

山田 C3ISは決して大きな会社ではないので、その分だけ大きな仕事を任されるという魅力もありますよね。どれだけ若手であっても、やりがいのある仕事を任せてもらえる。そうした環境が、成長を後押してくれていると思います。困っているときには、周囲のメンバーが積極的にサポートしてくれますので、そこに不安を感じる必要はありません。

佐藤 入社時は「ここまで裁量があるのか」「自分のアイデアで勝負できる」と驚きを感じたものです。その点は、C3ISの大きな魅力だと思いますよ。

山田 そう言われると、説得力がありますね(笑)。私自身は、お客様と直接コミュニケーションをとれる点に大きな魅力を感じてきました。 バイネームでお客様から相談をいただいたときには、この上ないやりがいを感じることができますよね。

戸川 そうした要望に一つひとつ応えていくことで、それが信頼に変わっていくんですよね。私は、お客様やパートナー企業との絆こそが、C3ISで得られた最高の財産だと思っています。あるプロジェクトで縁のあった方と、また別のプロジェクトで再会することも多いじゃないですか? 「あのときは助かったよ」「また、よろしくね」。そうしたひとことは、何よりの喜びを与えてくれるものですからね。

開発本部
本部長
佐藤 博美

システム本部・
SE部門管理職・本部長
戸川 留嘉

システム本部
本部長代理
山田 裕一

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